舌側矯正装置の利点
一番の利点はやはり表側の装置と比べてとても目立ちにくいです。芸能人の方でも裏側で矯正治療をされている方がいらっしゃいますが、殆ど気付かれていません。
基本的には通院をすることで治療が進んでいきます。マウスピース型矯正装置は通院することはもちろんですが、装置をご自身で装着しないと治療が進んではいきません。舌側矯正装置は表側矯正装置と同様に固定の装置で治療をしているため、もちろん治療の上で顎間ゴム(上下の歯に指定したゴムをご自身でつけるもの)やMFT(筋機能療法:舌の位置付け、舌や唇の筋トレを行うこと)などご自身で行わないといけない事はありますが予約通りに通院していただく事で治療が進んでいきます。
歯の裏側は舌が動いていること、唾液を出す腺が内側に多いため自浄作用が頬側より高いです。そのため表側の矯正装置より虫歯になりにくいと言われています。
表側矯正装置は表側に食べ物が挟まったりするため、食事中や食後に食べ物が挟まっているかとても気にされる方もいらっしゃいます。舌側矯正装置は表側に食べ物が挟まったりしづらいので挟まった食べ物が見える事がほとんどありません。また、マウスピース型矯正は食事以外の時間に装置の装着が必要なため、食前に外したり、食後すぐに歯磨きして装置を装着したりしないといけません。もちろん舌側矯正装置だからといって歯磨きをしなくていいという訳ではありませんが、どうしてもすぐ出来ない時に困る事が少ないです。
舌側矯正装置
の注意点
舌側矯正装置の料金
矯正相談料 | 無料 |
---|---|
検査診断料 | 45,000円 税込49,500円 |
治療費 舌側矯正装置 |
1,150,000円 税込1,265,000円 |
調節料 24回通院した場合 |
120,000円 税込132,000円 |
保定装置、アタッチメント除去 | 50,000円 税込55,000円 |
※ 全て自由診療です。
マウスピース型矯正と
舌側矯正の比較
舌側矯正装置はマウスピース型矯正装置と比較して、引っ張り合う治療を得意としているため、歯を抜いて治療する必要がある方に向いています。
マウスピース型矯正は、お口の中が荒れやすい方や金属アレルギーの方、電話でお話しする仕事が多い方にオススメの矯正装置です。
- 舌側矯正装置を悩まれる患者さんへ
- 舌側矯正装置はやはり費用が高いと悩まれる方が多いです。オーダーメイドで装置を作成することや、治療の難易度によりどうしても高額になってしまいます。
そこで、なるべく舌側矯正装置で治したいけれど、料金で悩まれている方にはハーフリンガル矯正をオススメしています。ハーフリンガルとはその名前の通り半分だけ裏側で治療するという方法です。目立ちやすい上の歯には裏側に装置を装着して、あまり見えない下の歯には表側に装置を装着する方法です。
また下の舌側矯正装置は特に食事やおしゃべりに違和感が出やすいので、ハーフリンガルは上下舌側矯正装置と比較すると快適です。
その上、治療費は下記のようになるので、治療費を抑えることが出来ます。
矯正相談料 | 無料 |
---|---|
検査診断料 | 45,000円 税込49,500円 |
治療費 ハーフリンガル矯正 |
900,000円 税込990,000円 |
調節料 24回通院した場合 |
120,000円 税込132,000円 |
保定装置、アタッチメント除去 | 50,000円 税込55,000円 |
※ 全て自由診療です。