裏側矯正(舌側矯正)について | こじま矯正歯科クリニック
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マルチブラケット矯正装置について

本日はマルチブラケット矯正装置についてお話しします。

マルチブラケット矯正は歯に固定した装置(ブラケット)にワイヤーを通して歯を動かしていく方法です。

いわゆるワイヤー矯正と呼ばれるもので、矯正治療といえばこちらをイメージされる方が多いのではないでしょうか?

 

ブラケットには素材や固定する場所でいろんな種類があります。

素材に関しては当院では基本的に前歯の見える部分には白色のセラミック、奥の見えない大臼歯や裏側にはメタルのブラケットを使用しています。

セラミックのブラケットは、通したワイヤーを固定するための留め具の部分は銀色のものになりますが、上の前歯4本にはより目立ちにくいように留め具ではなく細い針金でワイヤーをくくりつけるようにしています。

 

装置の場所には選択肢として「上下とも表側」「上下とも裏側」「上は裏側・下は表側」の3種類があります。

歯ならびによりますが、ほとんどの場合装置をつける場所で治療の期間や仕上がりに大きな違いがないことが多いです。

 

表側矯正治療と裏側矯正治療の一番の違いは、矯正装置の目立ちやすさです。

裏側であれば表から装置が見えないため、治療中であることが分かりにくくなります。

 

そのほかの裏側矯正治療のメリットとしては、歯の内側には舌や唾が出る腺(唾液腺)の出口があるため自浄性が高く、表側の装置と比較して虫歯になりにくいという報告があります。ただ、あくまで表側よりは虫歯になりにくいというだけで、矯正装置が入っていることで食べかすが停滞しやすい状態になります。歯みがきは表側に装置を装着している方が歯ブラシを当てやすいと思いますし、一長一短といったところですが、いずれにせよ矯正治療中は歯みがきをしっかりと行う必要があります。

 

 

注意点としては歯の裏側にブラケットが付くとどうしても舌に当たりやすいため表側より話しにくく、発音が少ししづらくなる点が挙げられます。電話でのお仕事の方、人前で話すようなお仕事の方には少しお勧めしにくいです。

 

 

また、「なるべく目立たないように裏側にしたいけど費用が高い」と思われる方にお勧めなのが、「上は裏側・下は表側」に装置をつける方法です。その場合、上下とも裏側で矯正治療を行うよりも費用を抑えることができます。

 

基本的には笑ったりおしゃべりをする時に見えるのはほとんど上の歯のため、治療中であることが気づかれにくいです。

 

 

どのような装置が使えるのか、向いているのか、是非一緒にご相談させてください。

 

 

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