春の陽気が感じられるようになったかと思えば、ここ数日は寒の戻りで、まだまだ冬のコートが手放せませんが、皆さまは体調等崩されておられませんでしょうか?
私は花粉症がつらい季節となってきました。
当院も内装工事が始まり、業者の皆さんにも相談に乗っていただきながら、日に日に完成に近づいていっています。
今回は、矯正治療と保険についてのお話をさせていただきます。
矯正治療は保険適用外の自費治療のイメージを皆さんお持ちだと思います。
実際はほとんどの場合が、保険適用外となるのですが、場合によっては保険適用となるケースもあります。
それは、顎変形症の方と特定の先天疾患のお持ちの方に適応されます。
特定の先天疾患についてはまた後日書かせていただきます。
顎変形症とは、骨格的に上顎前突であったり下顎前突であったりと、単に歯ならびだけの問題ではなく、骨格的な問題によりかみ合わせに不調がおきている状態のことを言います。
この場合、ただ歯ならびだけを治しても、正しくかみ合わない場合があるため、手術の適応となります。
顎変形症の手術は、顎の骨を切ることで、正しく咬めるよう治療していきます。
この治療をお話すると、よく美容整形をイメージされる方が多いのですが、美容整形との大きな違いは、美容整形の場合、かみ合わせは考慮されていないという点です。美容整形は術後全く咬めなくなるというトラブルも多く出ています
矯正歯科専門の先生方が行う場合、当然のことながら、かみ合わせが重要と考えますので、術後のかみ合わせを術前よりシュミレーションして矯正治療を開始していきます。最近では、某タレントの方が顎の骨を切る手術をされたと公表されていましたが、あれは美容整形です。
かみ合わせはどうなのかなぁ?
歯医者としては気になってしまいます。。
ご自身のかみ合わせが骨格的なものによる顎変形症なのか、歯ならびだけが原因となっている不正咬合なのかは、相談の状態でもある程度わかります。
是非ご相談ください。
次は顎変形症の治療の流れについて説明いたします。
茨木 高槻 吹田の歯ならび・かみ合わせ専門矯正歯科医院
大阪 茨木市 こじま矯正歯科クリニック
小島 俊逸
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